阿部建設の施設建築
建物を建てる際には法律上の規制があり、地域ごとに建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)や容積率(敷地面積に対する延床面積の割合)が定められています。とはいえ、常にその上限いっぱいに建物を建てればいいかというと、必ずしもそうではありません。施設が大きければ大きいほど収益を生む、というわけではないのです。
阿部建設では、例えば、一般的にご要望どおり計画設計すれば、500㎡の施設を、阿部建設では、それをあえて400㎡にしてご提案することがあります。たとえば、回廊状にするなど廊下のレイアウトを工夫する。あるいは、ひとつの部屋で複数の用途を兼ねる。方法はいろいろあります。500㎡から400㎡に、設計の工夫で面積を20%小さくすれば、それだけ施工費が安くなります。また、光熱費や設備維持費といったランニングコストも抑えることができます。さらには、施設で働くスタッフの移動距離を減らせるなど、まさにいいことづくめです。
多くの人が出入りする施設建築もやはり、阿部建設の家づくりに対する考え方と基本は同じ。
断熱・気密や耐震・制震性能、自然素材の利用、またバリアフリーなど、人々が安心・快適に利用できる施設を設計し、ランニングコストまで見据えたご提案を行っています。