社会福祉施設（木造） 完成見学会・個別相談会

社会福祉施設（障がい者 生活介護事業所）の完成見学会を開催します。

生活介護事業所です。1階には活動を行うための多目的室と訓練室、厨房。2階には事務室と更衣室を配置しています。木造ならではの木のぬくもりが感じられるよう可能な限り“木の現し”で仕上げ、非常時にも柔軟に対応できるよう太陽光発電を設置しています。

利用者はもちろん、スタッフにとっても使いやすい動線・配置計画、四季を通じて快適な温熱環境、将来のメンテナンスまで配慮することで、利用者・スタッフ共に安心して心地良く過ごせる空間を目指しました。

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● みどころポイント

 

【建具でつくる「可変性のある」間取り】

多目的室と訓練室の間に約５ｍ幅の４枚引き分け戸を設け、目的や用途に応じて“広く使ったり分けたり”使い分けができるよう設計しています。

【外と繋がる工夫】

東側が開かれている立地のため、多目的室横に大きな窓とサンデッキを設置。また、暗くなりがちな西側にはトップライトを設け自然光を確保するなど、光や風を取り込む工夫を施しています。

【高気密・高断熱・床暖房で、一年を通して快適な温熱環境を維持】　　　　　　　　

1階はエアコンを活用した空気式床暖房を採用。建物自体も高気密・高断熱仕様によって、寒い時期でも部屋ごとの温度差が少なくなり、どこにいても一定の暖かさが感じられます。

【災害時、非常時にも安心の「耐震性」と「非常用設備」】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　建設地はハザードマップ上で、水害時に３ｍ程度浸水する可能性があるため、一部２階を設けて水害時に避難できるよう設計。また、太陽光発電を設置し非常用電源がとれるよう備えています。

【木を五感で楽しむ】　　　　　　　

可能な範囲で「柱・梁」の木部を現しにするなど、木材を積極的に活用。腰壁も板張りにすることで、実用的かつ木のぬくもりが感じられる空間となっています。

【回遊動線、機能的な配置計画でストレスフリー】

回遊動線を取り入れることで、車椅子利用者はもちろんスタッフの動線も短くなり、移動もスムーズに。特に動きの多い厨房には前室を設け、搬入・搬出、食材のストックや冷凍保管などがしやすい設計としました。随所に設けた収納スペースも利便性を高めています。

【“角地”を活かした、建物・駐車計画】

敷地条件を活かし、駐車台数を12台確保。また、敷地の西側に設けた空地には、将来ショートステイが増築できるよう計画しています。

【雨天時にも安心の大型キャノピー（庇）】

出入り口には大型のキャノピーを設け、送迎時に雨に濡れないよう配慮。ゆったりと掛かる屋根が建物におおらかさを与え、包み込むような印象をもたらします。

【メンテナンスのしやすい素材を採用】

壁には、傷んだ時に再塗装できる「塗装クロス」を採用。維持管理費を抑えられるよう、メンテナンスしやすい素材を選択しています。

 

<建物概要>

構造：木造2階建（在来軸組工法） / 敷地面積：730.32㎡（220.9坪）/ 延床面積：266.93㎡（80.7坪）/ 外皮平均熱貫流率（UA値）：0.41W/㎡K（HEAT20 G2水準）/ 省エネ基準：一次エネルギー消費量BEI=0.87<1.0達成（小規模モデル建築法による）※住宅性能評価の基準に換算した場合：断熱等級６ 耐震等級３ 耐風等級２

設計・施工：阿部建設株式会社

助成金：「令和４年度木造非住宅建築物設計・建築実証事業」取得

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● 開催日時

9月25日（月）、30日（土） 10:00-16:00、

※ 阿部建設のスタッフにて建物のご説明をいたします。個別のご相談や見積り依頼なども承りますので、お気軽にお申し付けください。

 

・上記時間内でご都合の良い時間を予約フォームよりお知らせください。

・見学会と合わせて、個別相談会も同時開催いたします。お気軽にご相談ください。

・お問い合わせ・資料のご請求のみでも大歓迎です。お申し付けください。

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● 会場

愛知県清須市（イベントご予約後に詳細をお送りいたします）

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